四条大宮から北に少し上がったところにある「らぁ麺 櫻井」。この店は、京都の人気イタリアン「トレオット」系列のラーメン店として、その名を知られています。店内に一歩足を踏み入れると、モダンで落ち着いた雰囲気が迎えてくれます。サービスは心地よく、訪れる客を暖かく迎え入れてくれるのが印象的です。
ここ「らぁ麺 櫻井」の真骨頂は、何と言ってもそのラーメン。特に注目すべきは、国産鶏を100%使用した無化調スープです。化学調味料や保存料を一切使わず、鶏の旨みを存分に引き出したスープは、あっさりした鶏だしと濃厚な鶏白湯の2種類から選べます。鶏だしは軽やかで、優しい味わい。一方の鶏白湯は、7時間以上炊き込んだことで、深い味わいとクリーミーな口当たりを実現しています。
麺は、スープに合わせて二種類。鶏だしにはコシのある細麺を、鶏白湯にはもっちりとした中太麺を使用しており、それぞれのスープとの相性は抜群です。特に、濃厚な鶏白湯スープに絡む中太麺は、もちもちの食感と共に、スープの味わいを余すことなく楽しませてくれます。
今回、私が選んだのはスープは濃厚な白湯ベースのみそ味。中太麺は、スープとの絡みが絶妙で、一口ごとに幸せが広がります。
また、チャーシューにも注目。国産鶏ムネと京都ポーク肩ロースを使用したこのチャーシューは、肉本来の味わいがしっかりと感じられ、ラーメンの美味しさを一層引き立てています。
総合的に見て、「らぁ麺 櫻井」は、京都のラーメンシーンにおいて、伝統と革新が見事に融合した逸品を提供しています。あっさりとした鶏だしも、濃厚な鶏白湯も、どちらも京都の風情を感じさせる洗練された味わい。この店は、ラーメン愛好家はもちろん、京都を訪れたすべての人におすすめしたい名店です。
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